壱語壱画
美味しいお蕎麦が食べたい。雲雀が愛しい。どうにかなってる(私が)
同人・腐という言葉になじみのない方は即刻お戻りください。コメント・メッセは大歓迎です^^
2008
夕陽が沈みかけた頃
光を受けて朱色に彩られる並盛の校舎
それはもう今日の分の修業の終わりが近い標。
終わりを告げる貴方の言葉も、
夕陽の柔らかい光を受けてぴかぴかと光る派手で明るい髪も、
本気を出されていない相手にまた僕が負けるのも、いらいらする。
物足りなさとこのいらいらを解消しようとして、
離れていた距離を一気に詰めて、トンファーを思い切り横に一閃する。
手応えは、無い。
後ろに確かな存在を感じて、
どう行動を起こすべきか考えるよりも先に自然と体が反応する。
反応に忠実に振り向き様にトンファーを振るうけれど、
トンファーは呆気なく空を切って、
やっぱり捉えたという手応えは無かった。
代わりに弛く腕を捕まれている感触がある。
「あーホラ、今日は終わりだって」
「まだ明るいよ。それに僕はまだ貴方を咬み殺せてない」
先刻よりもずっと側にある貴方の顔を睨み付けてやると、
貴方はうーんと短く唸ってから困ったようにへらりと笑った
「修行熱心なのは教えてる俺としては良いと思うんだけど…」
「じゃあ問題ないじゃない」
取り付く島も与えず短く返す。
腕を捕まれてるからか、何だかまた酷くいらいらする。
それなのに何故か振り払おうという気が起こらないのは、
振り払おうと思えば直ぐ様簡単に振り払えるからだと
自分に言い聞かせる。
「お前って本当に本能のままに生きてるっつーか、
分かりやすいっつーか…」
その情熱を少しでも俺に向けてくれたら
いやでも闘う相手としてでも気が向けられているだけでも
進歩というべきなのかと、
ぶつぶつ訳の分からない事を呟きながら溜め息を吐いたり、
締まりのない顔になったり、一人でころころと百面相をしているうちに
僕の手が貴方の手から解放された。
ちくりと何か感じるものがあった気がしたのは、
僕が簡単に出来る取るに足りないことを先にやられたせいに違いない。
何時だって先手を行かれるのは気に食わない。
僕がじっと貴方の顔を睨み付けていると、
視線に気付いた貴方はそんなに見つめられると困るんだけどなと
小さく呟いて照れたように笑いながら頬を掻いた。
「また、明日な?」
くしゃりと僕の頭を撫でてへらりと笑う。
頭を撫でられるのにもまた酷くいらいらしたけれど、
不快感を露にするのも、頭を撫ぜる手を払い落とすのも
何だか癪に障るので平静を装いながら軽く睨み付けてやる。
草食動物が直ぐに縮み上がるような僕の視線をものともせずに
真っ直ぐに受け止める貴方の髪に、
いつの間にか殆ど落ちてしまった夕陽の光が反射していて、
まるで其処だけに光が存在しているみたいで
暮れ掛かる中でも何だか少しぽかぽかと温かい気がした。
暗くなっていく辺りと反比例して輝きを増す髪がとても眩しいけれど、
視線を自分から逸らすのが何だか気に障ってじっと睨み続けた。
そんな僕を見てこの上なく楽しそうに悪戯に細められる
鳶色の貴方の双眸に
背に何とも言えないものがぞくりと走って
それがまた僕を酷くいらいらさせた
追記という名の言い訳(翌日)
大丈夫えrいことはなんにもかいてない。
ただかっぽーの名前が書かれているのであんまり
教育にはよろしくないと思われる
熱が高すぎて眠れないわ
ネタが光臨しすぎてたまらないわ
英単語にうっかり萌える始末だわ(題名)
本当にどうしようもなかったです。
なんか英語をもりもりやっていたら、
そこらへんが全部ディノヒバに見えてきて
本当に自分はマダヲだなといっそすがすがしく思いました。
個人的には登場人物目線で書き進めるよりも
第三者的な視線で描く方がすきなんですが
息抜きだし、短めだしいいかと思って人物視線にしました。
名前が一切出てこないのは
私の全力の土下座の成果です、生きていてすいません。
ディノヒバが蒼稜の大好きなかっぽーですが
如何せん雑食極まりないので
山ヒバも超好きです。もっというならムクヒバも好きですが
ディノヒバ山ヒバが大好きです(分かった)
ディノヒバと山ヒバってなんだかとっても似ているような
気がするんですけど、
でもやっぱり全然違うかっぽーで、
それぞれ違って本当に大好きです。
しまった語り出したら止まらない。打ち切ります!^▽^
ちなみに雲雀UKEだけじゃなくて
雲雀SEMEも好物でーすにこにこ!
ヒバツナは最高だぜ。あとは素敵な人に
「ヒバ獄とかきゅんとしますよ是非!」といわれたために
ヒバ獄も悪くないと思います。
山獄も大好きだし、獄ツナなんて好きすぎてたまりません
ホントうに私雑食過ぎてこまります。
雲雀が恋に気付かないで
胸のつっかえとかをいらいらだとかと勘違いもしくは言い聞かせていたら
非常に萌えますよね、私は萌えます
というお話でした。
一番最後の鳶色の瞳と眼が合って何だか釈然としない
雲雀が書きたかっただけです。
サイトを立ち上げることになったら全面的に書き直します。
お粗末さまで御座いました
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HN:
蒼稜 楓
性別:
女性
職業:
マダヲ
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現在の主食
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・雲雀恭弥
(ディノヒバ、ヒバ山、獄ツナ)
・ジェイド
(ピオジェ/ヴァンジェ)
・スザルル/ロロルル
・ロクティエ/グラロク
・グラハム・エーカー
・アルアサ(ヘタ)
・ゼロロイ
・響ミツ、ゴドミツ
基本的に常に色眼鏡を掛けて物事を
によによしながら観ています。
現在、サイト等の運営は
このブログ以外しておりません
(事故)
なにか御座いましたら、
お気軽にお声をおかけください。
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